平成24年版自殺対策白書 概要版が公開されています。それによると、平成23年の自殺者数は、総数3万651人(男性2万955人、女性9,696人)となっており、前年に比べ1,039人減少しています。
ただし、職業別にみると「学生・生徒」等は全年に比べて微増しており、はじめて1000人を突破したとのことです。死因順位別にみた年齢階級死亡率を見ても、15から39歳まで死因のトップは「自殺」となっており、若い世代ほど自殺を選択する状況となっていることもわかります。
同白書によると「15から34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは先進7カ国では日本のみ」とのことなので、若い世代が自殺をするのは、世界的な状況というよりも日本が異常な感じになっているのでしょうね…