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「拡散させる方法」から「身を隠す方法」に利用方法が移ってきたソーシャルメディア

2013/11/19

(この記事は2012年2月に書いたものです。)

ずいぶんと前の話ですが第3回Twitter研究会で講演をしてきました。(動画はUstreamで公開されています)、講演内容は動画を見ていただくとして、この資料を作っている時に感じたのは、ソーシャルメディアの利用方法がだん々変化しているということです。

Twitter研究会には、2年ぐらい前にも講演をさせていただいたのですが、その時に皆さんの関心があったのは、いかにしてTwitterなどのソーシャルメディアを利用して、販促やマーケティングに利用するかという事でした。もっと簡単に言うと「自分が発信した情報をソーシャメルメディアでいかにして拡散させるか?」という事をみなさん知りたがっていたような気がします。

ところが、最近は自分の情報を「拡散」するのではなく、いかにして「身を隠すか」という方法にニーズがあるような気がしています。これは、Twitterの発言が原因で「炎上」したり、Twitterなどの「ソーシャルメディアの世界」に自分の会社や家族などのリアルな人間関係が持ち込まれ、ネットで息抜きができなっているからだと思われます。

特にFacebookなどの実名制のソーシャルメディアの場合、実名のため相手から発見されやすい事や優秀な知り合い探索ツール(「知り合いかも?」)があるため、見つかりたくない相手でも自分を探し出して「友達」になりたがる人もいます。こうなるとソーシャルメディアが息苦しく感じる人も出てくるでしょう。

このような状況もあってか、最近では「どうやったら炎上をしないようにTwitterができますか?」といった質問や「Facebookで知り合いから見つからないようにするにはどうしたら良いか?」といった「自分の身を隠す」方法についてご質問をいただく事が増えています。今まで自分の周りしか使ってこなかったソーシャルメディアですが、ここまで一般的になってしまうと、人数が少ない間であれば大丈夫だった事も面倒な事になってきます。今後のソーシャルメディアの利用方法で重要になってくるのは「いかにしてソーシャルメディアで自分の身をまもるのか?」ということになってくるかもしれません。

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