意外に「ブログ」は副業の手段となるのではないかと思った「第15回　東京ブロガーミートアップ」

2024年4月
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横田です。先日は「ブログのマネタイズ」をテーマにした「第15回東京ブロガーミートアップ」に参加してまいりました。内容的には、前半はGoogleの坂本さんによる「Google AdSenseの最適化」と「DFP（DoubleClick for Publishers）」について、このあたりはアスカさんをはじめ、他の参加者の方も書かれておりますが、詳細は他の方のレポートを参照にしていただきたいのですが、坂本さんの「Google AdSense」の最適化の説明を、ものすごく単純化すると「とにかく、広告を出すこと」と言っているような印象を受けました。

《Googleの中の人による「Google AdSense」の解説》

ご存じの通り、ブログの中で「Google AdSense」の表示数は決まっております。(例えば「広告ユニットは各ページ3つまで」「リンクユニットは各ページ3つまで」など)「Google AdSense」の広告はオークションで決まります。広告を掲載する側(ここではブログ)側は、広告のオークションの価格を上げるためにその制約の中でより多くの広告を競合させる必要があります。

その中で、Googleの坂本さんは

・テキスト広告・イメージ広告はどちらも出す。
→「テキスト・イメージ」両方ともに出す事で、広告を扱う量を増やす。

・広告ブロックはできるだけ行わない
→ブロックをすることで、取り扱う広告が減ってしまうため。

・大きなサイズのユニットを使う
→　大きなサイズを出すと、その中に小さいサイズの広告が出てくることもある。

・ファーストビュー(ページを開いて最初に表示されるページ)に広告を表示する。
→　ブランディングのために広告を出す広告主のために、広告を掲載するWebページのファーストビューに出して、その露出を増やしていく。

といったテクニックをご紹介しておりました。

※このあたりは下記のエントリや動画も参考になります。

・Inside AdSense : ビデオ「Google AdSense 広告オークションについて」

その後「DFP」について説明がありました。私は恥ずかしい事に「DFP」がどのようなサービスか知らなかったのですが、要は「広告サーバ」サービスで、Adsenceを含む様々な広告を管理できるサービスのようです。ある程度大きなWebメディアを運営しており、Web広告が大事な収入源となっている方は、このような広告サーバを利用していくのだと思います。

《ブロガーは意外に稼いでいる？》

Googleの中の人によるAdSenseの解説が終わった後は、恒例の参加者の方によるプレゼンです。今回は「Google」で「ブログのマネタイズ」ということで、参加者のLTを拝見すると、やはり広告に関する話題が多かったような気がします。個人的に驚いたのが、意外に皆さんブログの広告でかなり収益を上げているということ。私のブログはAdSenseやAmazonのアフィリエイトを貼ってはいますが、ほとんど売り上げがなく、借りているレンタルサーバの代金程度なのですが、皆さんブログだけで生活している人や、月に3〜5万円程度を売り上げている方も何人か見られました。

月に数万円でもサラリーマンの「お小遣い稼ぎ」としては十分な金額だと思います。自分の「好きな事」を書いて、それなりに稼げるのであれば副業で単純作業を行うよりも、メリットは高いと思います。実際に私もブログ経由で書籍のお話や連載のお話をいただいたので、個人のチャンスをひろげるには、ブログは良い手段だと改めて思いました。

最後に東京ブロガーミートアップのスタッフの方、またGoogleの皆様ありがとうございました。また、ぜひ参加したいと思います。