iOSは相変わらず「かな入力」に厳しいと思うので、それに対する愚痴をここに書く

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全国の「かな入力派」の皆さん、こんにちは。ワープロから始まって20年以上、かな入力でキーボードを打っている横田です。「かな入力」少ないよね! 自分のパソコンを人に貸すと「なんだこれ文字が打てない!」とか言われちゃうよね! わざわざ、そいつのためにローマ字変換に設定するの面倒だよね!

まあ、確かにかな入力している人は少ないらしく、アスキー総研の調査によると93.1%の人がローマ字で、5%の人が「かな入力」らしいです。

日本人は“大人”になるとローマ字入力になるらしい by遠藤諭 – 週刊アスキー

逆に5%もいたのにビックリだよ! 20年以上パソコン使ってて「かな入力」を使っているのを見たのは2人だけだよ! しかも、そのうち1人は父親だよ! さらに言うと、この父親、最近ローマ字に転向しやがって! お前が買ってきたOASYS(若い人は知らないと思うが、富士通が出していたワープロ専用機、ワープロ専用機がわからなければワードプロセッサで検索してくれ)の設定で「かな入力」だったから、私もかな入力になってしまったのに… 自分だけローマ字に転向しやがって!

それで何が言いたいかと言うと、この通り私は「かな入力」なので、キーボードの選択には非常に困るということ。通常のパソコン用のキーボードは、普通の買えが良いし、高いキーボードが欲しければHHKBでなく「リアルフォース」を買えばいい。

問題はモバイル用のキーボード。キーボードにカナ刻印が無い場合もあるし、そもそもiPhoneでは昔は外部キーボードでかな入力ができなかった。メモをするぐらいならスマートフォンのフリック入力で行けるけど、長いメモを書くのであれば、ちよっとつらい。

と言うことで、ここ数年はポメラを買っていたのですが、どうもポメラの最新機種であるDM200は、今までの機種に比べて少々重たい… なので、iPhoneと接続する折りたたみ式のBluetoothキーボードが使えればいいのだけど、ただ、どうせスマホと接続するキーボードなど「かな入力」が使えないだろと思っていました。

ところがこちらのページを見ると「Bluetoothキーボードの入力モード変更方法(かな・ローマ字)」とある。マジかよ! やった技術の勝利だ。というわけでBluetoothキーボードを買ってきました。最近のBluetoothキーボート安いのね4000円弱で買える。製品名に「日本語カナ/ローマ字入力」と書いてあるし大勝利だ。これでiPhoneで「かな入力」だ。早速「かな入力」で日本語入力をしてみると、確かに打てる。やったぜ、勝ったな。

ところが、しばらく日本語を打っていると、どうもおかしい。ときたま正しくキーが入力されないのだ。なんでだと思って調べてみるとこのページにこんな事が書いてあった。

iOS5からiPadやiPhoneでのBluetoothなどの外部キーボードからの『かな入力』に対応しましたが、日本語配列のキーボードはiPadやiPhoneなどでは英語配列キーボードとして認識されるため、『かな入力』では入力できない文字 や 対応するキーが判りにくい文字 があります。

えー、マジかよ。

具体的には

「む」の入力。
「む」の上にあるキー( {、「、[、。 )で入力が可能です。

半濁音「ぱ」「ぴ」「ぷ」「ぽ」の入力方法
「は」の入力後、キーボードの「へ」と入力すると「ぱ」になります。
(「へ」キーが直前の文字に半濁音を付けます)

※ 上記はほんの一例です。このページを確認すると全部の条件がわかります。

なんでそんな条件をつけるんだよ! 普通に使わせてくれよ! だいたいこんな条件で「かな入力」に対応したとか言わないでくれよ…

というわけで、iPhoneと折りたたみ式キーボードを利用して「かな打ち」をするのは、まだ難しい… しょうがないので、iPhoneはローマ字入力で使いたいと思います。

※ ちなみにiPad ProとSmart Keyboardだと、ちゃんと「かな入力」ができるようです。下記の記事が詳しいです。

【西川善司のモバイルテックアラカルト】第42回: 西川善司がiOSデビュー!? iPad Proを購入するまでの顛末 | Game Deets