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「さくらのBASE Storage」のベータテスト(無料)が始まりましたが、ここでBASE Storageで利用できるS3互換クライアントをまとめて見てみましょう。

横田です。今週のはじめさくらのBASE Storageのβテストが開始しました。いわゆる「S3互換のクラウドストレージ」なので、S3やその他のS3互換のソフトウェアがそのまま利用できます。

S3互換ソフトウェアの中には、FTPのような画面でファイルをアップロード/ダウンロードができるツールがあります。「さくらのBASE Storage」はβ期間中は無料ですので、ファイル保管庫として利用する場合はS3互換クライアントを利用すると便利でしょう。

今回はさくらのBASE Storageで利用できる、S3互換のクライアントを紹介していきたいと思います。

《共通設定方法》

まずはさくらのBASE Storageに登録してください。登録が終わったら、それぞれS3互換クライアントをインストールします。

S3互換クライアントの設定方法は基本的には一緒です。

○「Service EndPoint」や「Host」など書かれているところに「b.storage.sakura.ad.jp」と入力。
○Access Keyはアクセストークンのユーザ名を入力。
○SecretKeyはアクセストークンのトークンを入力。
○HTTP PORTは「80」を入力。

これらを各クライアントに入力してください。利用できるS3クライアントであれば、アップロード・ダウンロードなどファイル操作が可能です。以下は私が動作確認したクライアントソフトです。
Cyberduck
DragonDisk
CloudBerry Amazon S3 Explorer
CrossFTP

それでは1つずつ見ていきましょう。

Cyberduck

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Cyberduckは、FTPやS3、WebDAVに接続できるクライアントです。WindowsとMac版があります。一般的にはS3互換クライアントは海外制の者が多く、操作メニューが英語のままで抵抗がある方もいると思いますが、Cyberduckはメニューが日本語となっているのでわかりやすいと思います。

(1)CyberduckのWebページからソフトをダウンロードしてください。

(2)ソフトを起動して「新規接続」をクリックしてください。

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(3)新規接続画面が表示されます。

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(4)以下のように設定してください。

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・プロトコル[最初に「FTP(ファイル転送プロトコル)」と表示されている箇所]を「S3(Amazonシンプルストレージ)」に変更してください。

・サーバを「b.storage.sakura.ad.jp」に変更してください。

・アクセスIDにアクセストークンのユーザ名を入力してください。

・シークレットアクセスキーにはアクセストークンのトークンを入力してください。

[関連リンク]
Cyberduck | Libre FTP, SFTP, WebDAV, S3 & OpenStack Swift browser for Mac and Windows

DragonDisk

DragonDiskは、Amazon S3やS3互換のストレージやGoogle Cloud Storageを操作できるクライアントソフトです。Windows以外にもMacやLinux用のクライアントソフトも用意されています。

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利用方法はこちらのブログが詳しいですが、以下のような操作で利用できます。

(1)ソフトをダウンロード
→ こちらからソフトをダウンロードしてください。

(2)ソフト起動後、左上の「File」から「Accounts」を選択

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(3)アカウント選択画面がでるので「New」を選択

(4)アカウント作成画面に入るので「Provider」に「Other S3 compatible service」を選択

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(5)Other S3 compatible serviceの選択が終わったらユーザ名やアクセストークンを記入します。下記のように記入してください。

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・Service EndPointは「b.storage.sakura.ad.jp」と入力してください。

・Account nameは、わかりやすい自分の好きな名前を入れてください。

・Access Keyはアクセストークンのユーザ名を入力してください。

・SecretKeyはアクセストークンのトークンを入力してください。

[関連リンク]
Client for Amazon S3 & Google Cloud Storage services - DragonDisk

さくらのBASE Storageを試してみた - jtwのブログ

CloudBerry Amazon S3 Explorer

CloudBerry Amazon S3 Explorerは、様々なクラウドベンダー用のバックアップソフトを販売しているCloudBerry Labの製品です。フリー版と有料のPro版がありますが、単に「さくらのBASE Storage」のファイルを取り扱うのであればフリー版で問題ありません。対応OSはWindows XP 以上で.NET Framework 4.0が必要です。それでは利用方法を見てみましょう。

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(1)ソフトをダウンロードする

ここからフリー版をダウンロードしてください。

(2)右のウィンドウにある「Source」という項目から「New S3 Compatible Storage Account」を選択してください。

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(3)アカウントの設定画面に入ります。
以下のように入力してください。

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・Display nameにはわかりやすい自分の好きな名前を入れてください。

・Service Pointは「b.storage.sakura.ad.jp」と入力してください。

・Access Keyはアクセストークンのユーザ名を入力してください。

・Secret Keyはアクセストークンのトークンを入力してください。

[関連リンク]
CloudBerry Amazon S3 Explorer - Amazon S3 Browser & Free Amazon S3 Client

CrossFTP

CrossFTPは、FTPやS3を利用できるクライアントです。Windowsの他にMac版やLinux版もあります。このソフトも無償版と有料のpro版がありますが、「さくらのBASE Storage」を利用するだけなら無料版で問題ないです。

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(1)ソフトをダウンロードします。
CrossFTP Downloadからダウンロードできます。

(2)左上の「File」をクリックして「Connect」をクリックしてください。

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(3)設定画面が移動します。それぞれの項目を以下のように記入してください。

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・Protocolは「S3」を選択してください。

・Labelは自分の好きな名前を入れてください。

・Hostは「b.storage.sakura.ad.jp」と入力してください。

・Portは「80」を入力はしてください。

・Access Keyはアクセストークンのユーザ名を入力してください。

・Secret Keyはアクセストークンのトークンを入力してください。

[関連リンク]
CrossFTP - FTP and Amazon S3 Client

このほかにはS3 Browserも「さくらのBASE Storage」で利用できました。

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